東の庭には、道路に面して大きな金木犀が植えられている。
幹は3つに分かれ、枝は電話線を巻き込んで大きく張っている。
幹回りは最も太いところで一抱え半もある、金木犀としては大木だ。
昼過ぎ、手紙を投函しようと郵便局に向かっていると、突然強い香りが漂ってくる。
あまり突然だったので驚いて上を見上げると、
全ての枝に可愛い金木犀の花が咲いている。
毎年、この花は、風と供にやって来て、風と共に去って行く。
秋の色どりとしてはあまりにも短いが、確実に記憶に残る花 「金木犀」
金木犀に懐かしい思いを抱く人も多いのではないだろうか?